ザ・ストロークス (The Strokes) は、1999年にアメリカ合衆国はニューヨークで結成されたロックバンド。2000年代におけるガレージロック・リバイバル(ロックンロール・リバイバル、ポストパンク・リバイバル)ムーブメントの代表的なバンドとして語られることが多い。アークティック・モンキーズなどストロークスからの影響を語る後進は多い。
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The Strokes / ザ・ストロークスの生い立ちと活動
- 1999年、NYのアッパーウェストサイドにある上流階級や富裕層の子弟が通う学校で、幼馴染で一緒にバンドをやっていたジュリアンとニコライのコンビに、ニックとファブのこちらも幼馴染コンビが出会う。そこに、ジュリアンのル・ロゼでの友人でLAからニューヨーク大学に映画の勉強にやってきていたアルバートが加わり、結成される。
- 2001年、イギリスのラフ・トレードにデモ・テープを送り、契約に至る。3曲入りのシングル「ザ・モダン・エイジ」(THE MODERN AGE)を発表。これがきっかけでイギリスで人気が爆発。音楽誌はこぞって“NEXT BIG THING”として取り上げる。
- 同年8月にデビューアルバム『イズ・ディス・イット』( This is It )を発売し、全世界でヒットさせる。
- 2002年、2月に初の来日公演を行う。チケットは即日完売となり、会場によっては当初より大きい会場に変更されるハプニングもあった。
- 2003年、2ndアルバム『ルーム・オン・ファイア』( Room on Fire )を発表する。「12:51」、「レプティリア」(REPTILIA)がヒットし、人気を確かなものとする。8月にはサマーソニックに出演。
- 2006年、3rdアルバム『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』( First Impressions of the Earth )を発表。この年のフジロックフェスティバルではヘッドライナーを務めた。
- 2011年、4thアルバム『アングルズ』( Angles )を発表。この年のサマーソニックでヘッドライナーを務めた。
- 2013年、5thアルバム『カムダウン・マシーン』( Comedown Machine )を発表。
The Strokes / ザ・ストロークスのメンバー
- ジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas) – ボーカル
- ニック・ヴァレンシ(Nick Valensi) – ギター
- アルバート・ハモンドJr. (Albert Hammond Jr.) – ギター
- ニコライ・フレイチュア (Nikolai Fraiture) – ベース
- ファブリツィオ・モレッティ(Fabrizio Moretti) – ドラム